2004/02/07

リンク先の赤星直也さんのサイト「未知の星」のURLが変更になっています。
当サイトのリンクページを、ほか一件のリンク先の新URLとともに、修正しておりますので、
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今日の日記は業務連絡風です。


2004/02/09

あ、なんということだ。このような動画を入手する事ができるとは!
これは激しくまずいのではないのか。かなりまずい。

「廣島援交」どころではない。

365,690,880バイトの動画ファイルで盗撮関連のインディーズメーカーの作品。
ただし、ある年のクリスマスに会員限定で配布されたものらしい。

これ以上のヒントは、大いにはばかられる。

この日記の意味が理解できた、気合のある人は探してみるとよいでしょう。
ただし、不愉快な気分になっても責任はもてない。マジで。


2004/02/27

まず更新メモ。
やっと「屈辱」のつづき、07を28日付で更新。
さぼりすぎたぁ。すみません。

その他、etc.関連でロゴ画像とTOP画像のコーナーをいじる。

では、BBSでお約束の、同人誌「憂悶の果て」の感想について。
ネタバレするかもなので、そういった事を嫌う方や、
BBSのニスMOさんとの作品についてのやりとりを読んでいない方は、
この先を読まぬ方が賢明かと。


この作品は正直言って少し苦手な部類だったというのをまず告白。
各巻、主人公の迷いから堕ちるまでの葛藤が少なくて、エロに入るの早すぎ、とかいう感じでした。
署内で着せられてる露出過多の制服も、ちと苦手。
積極的に入手しなかったのはその辺の理由があります。通販までして…みたいに思っていました。

そういう思いの中でのニスMOさんへのBBSでのレスだったりもしました。

で最終巻まで入手して思ったのは、自分は終わり方については一切不満に思わなかったです。
逆に、いままで苦手意識で読んでいたから、大変印象がよかったです。

10巻、21ページの主人公の表情が「完結」である事を雄弁に物語っているような気がします。
(9巻のラストページの表情との落差を比較してみるとよいかも)
それに「ハッピーエンド」だし。ラストの主人公に迷いはない、という印象です。

作者のあとがきでも、次回作に向かうベクトルの方が強調されているから、
作者としては好悪が極端に別れたというこの作品への感想に対して、
何らかの形でリベンジしたいという思いはあるでしょうが、
それが、例えば「続・憂悶の果て」という作品で描かれるのか、
また婦警モノというジャンルの中で描かれるのかは疑問のような気がします。

反省点は全く別の作品でもチャレンジできるわけですから。

「完」の文字の横に描かれた「戯」の字の意図はハッキリとわかりません。

虚構性が高い(ある種のリアリティからは逸脱した)作品であると自分は解釈しているので
「そういう特徴がある作品だったんだよ。ちょっとリアルからはハメを外した物語だよ。」という意味での
「戯」という考え方もあるかな、と。

この作品の短所は世界観の構築が弱かった事ではないかな、と思います。
物語に使用される「薬品」の詳細な解説によってリアリティを増そうとした部分がある一方で、
舞台の街がどのくらいの規模なのか、主人公達の行動が外部に対してどのくらい認知されていたのか、
あるいは、どのくらい隠蔽されていたのかがハッキリしない。
このあたり「力技」で読ませるタイプの作家(や作品)もいる(ある)のでしょうが、
この作品はそれには当てはまらない、ある種の緻密さを持ったタイプの物語だと思います。
秘密を知っている者、知らない者のボーダーラインが「読んでいて気になる」というのは、
自分にとっては大きな弱点に映ってしまいます。

でも、この作家さんには少し期待しています。
8巻のあとがき、新制服に関する記述は自分と全く同じで、読んでいて「そうそう」と大きく頷きました。
ま、カラーガードをミニスカポリスと表現してしまうあたりは、
両者に対して自分の興味が薄いために「へぇ?」ってな感じでしたが、
ある種の啓蒙にはなっているのではないのかと。
多分、「婦警的!」サイトと比較すると、彼(彼女かもしれないですが)の作品を読んでいる人の数は、
激しく異なり、先方の固定読者の方がはるかに多いはずですから。

そんな感じで、日記にしては、かなりの長文を書いてしまいました。
忙しい合間をぬって、婦人警官というジャンルにもう一度挑んで欲しいな、と思います。


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