2007/08/10

日記を書かねばなぁ…でも、今日は面倒なので、明日書こう、と思い続けて早十日。
皆様いかがお過ごしですか?(コラコラコラ)

画像ちゃんねるのTOPページを紹介。
サイト管理人宛に書かれた文を読んで個人的にいろいろな事を考えた。
多分、リスク管理の部分では、略称・画ちゃんは結構いい感じだったと思うんですけれどね。
某事件の捜査協力中に無修正画像の投稿数の多さを指摘されると、投稿画像が即反映されず管理人判断待ちとなるシステムも作っていたから、ある意味すごいな、と思っていた。
前にも書いたのですが、月360万円の広告収入が悪質と報道にあったけど7人逮捕されてるから一人当たりの売り上げは月50万と少々。経営としてみた時にはかなり苦しい数字だと思う。実際、画ちゃん管理人はデリヘルの無許可営業で再逮捕された報道があったように思う。

でも無修正画像なんて、今時、珍しくもないんじゃないのだろうか。
こういう部分でも法は遅れてるのかな。
あ!「無修正が珍しくない」っつーのがマズイのだろうか。
…だよなあ。実は今の文の流れで「無修正画像くらい中学生だって持ってるんじゃないの」と書こうとして、そのあまりの反倫理的現象が現実的に当然であるかのような現象として刷り込まれていた自分に愕然とした。(いや、まあちょっとだけですけど)

ただまあ僕には「修正部分があるからエロい」っていう感覚もあって、画像加工ソフトをお持ちの方は、ネットから適当な人物画像を拾ってきて、それに黒い長方形の目隠しを入れたり、目の部分だけモザイクかけたりしてご覧なさい。
ホラホラ。アラ不思議。何の変哲もなかった画像が一気に怪しい画像になったような気がしませんか。
―しませんか?
あれれれ、そんな感覚、僕だけですか?


2007/08/11

裁判のニュース
お正月からビックリ…てな感じの事件でした。
この事件がなかったら、「婦人警官 四重奏」第006楽章の「妹萌え!」という、自分の苦手な分野を題名にするというような話は思い浮かばなかったかも知れないです。
当時、事件の報道を耳にする度に「妹萌え」ってジャンルがなにやらあったような気がするぞ、なあんて思っていたのです。

で、今回の裁判の一問一答ですが、これを読んで思い出したのは「婦人警官 凶器」を書く時に参考にした職務質問に関して書かれたWEBページでした。
なぜ調書に「落しどころ」みたいなものが存在するのか理由がサッパリわからなくて、普通、被疑者が言った事をそのままに(文として構成する作業は必要だけれど)書くというのが、行政職員としての警察官たる本来の姿ではないのかなあ、なんて思いました。

さて、取調べにおいて被疑者には「黙秘権」が認められている。
そうなると「被疑者は取調べにおいて黙秘権を行使し、本官に対して、事件に関する一切の発言を拒んだ」という調書もありうるはずなんだけれど、
その際の取調べにおいて警察官が「黙秘権の行使を妨害するような手段」を用いる事は倫理的に許されるのか、という事を考えてしまった。
穏やかな感じであれば「まあ、そう言わずに話しなさいよ」なんて話しかけたりするのでしょうかね。
この辺のところは微妙な問題を孕んでいそうでよくわからない。
こういう時に、この年になって今さらながら大学生になりたいとか思う。

そういうわけで、学生の方々は夏休みとはいえ、しっかり勉学に励んで下さい。
アクセス解析で最高学府からの閲覧も確認している当サイトとしては、若者たちが僕のような大人にならないことを切に祈る。
今では、こんなサービスもあるのだから気をつけてくださいよ。

さて、ニュースをもう一つ
困ったもんだ。
何が困るって「最近は親や教師の目から逃れようとパスワードを設けるサイトも増えており、密室化が進んでいる、と懸念する」って部分。
まあ「裏サイトは子ども同士の口コミで広まる。子どもが親や教師に隠れてコミュニケーションの場を作っている」という部分に自覚があるなら、まず、そのような「子どもごころ」は昔からあり、現代に特有のものではない、という視点からこの状況を見つめるのもいいんじゃないのかな。

実は、パスワード付コンテンツでも作ってみようかと思っていたので、そういうのを否定的に捉える風潮が広がると困るな、と思ったのでした。


2007/08/17

吉野紗香のブログが炎上したらしい。
初日。そして二日目

「Ghost in the Shell/攻殻機動隊」という映画は自分も好きな映画なので、同じ作品を愛している人がまあ何と言うか斯様な事をと少々驚き…。
でもまあ、あの映画は肉体は精神の器って感じのテーマもあったから、もしも実写を作るとしても、主人公を演じるのは実は誰でも可能なのではないのかな、と炎上騒ぎを見ながら思ったのでした。
個人的には、低予算の地味なつくりでも、そして、この女優さんを主役に迎えても、あの世界観で実写版はじゅうぶん可能なような気がします。
押井守監督の「Talking Head トーキング・ヘッド」みたいな感じで。

あっ、怒ったり笑ったり唖然としている人がいる。


2007/08/19

ニュースから。
なんだか記事とは違う漫画的な世界を連想してしまいそうな…。そして、記事に添えられたイラストの雰囲気がそれに輪をかけてしまうような…
でも「制度としてある」というのはどうなんだろうねー。こういうのは自然発生するように任せていた方がいいような気がするんだけれど、そうもいかないのが現実って事なのかなあ。
これを読んで一番ドキッとしたのが「今年6月、出雲署内で25歳の女性巡査長が拳銃自殺したことが、『全国でもあまり聞いたことのないユニークな〜」という部分。確かに文章の構成上は読点とカギカッコで分断はされているから、単なる僕の誤読なんだけれども…。

島根県警は、かつて「婦警・宮川巡査のコーナー」というコンテンツがあったのだけれど、相変わらず「ユニーク」だなあ、と思った次第。


2007/08/22

本日付で「婦人警官四重奏」第008楽章「オン・ステージ」更新。

今回は作品を書くにあたってネット上で参考にしたページが多くありましたので幾つかご紹介します。
中には以前の日記でも紹介したものもあるかも知れません。(というか多いと思います)

まずは「治安悪化」のgoogle検索結果
そこで見つけた書籍のレビューページ
その書籍の作家名を検索して見つけたページ

統計資料としての警察白書
警察官職務執行法。第二条に職務質問に関する規定が書かれています。
秋葉原での職質について
大阪府警の安まちメールについて

さらに、秋葉原関連。(朝日新聞社系ネットニュースの記事が読めます)
で、上記記事に関連して以前にも紹介したブログ。 これも秋葉原系。そのまとめ

紹介した多くのサイトはリンクで繋がっていたりもします。
これらのサイトは、実は「・story05 凶器」を書く折にも参考にしています。そういう意味では今回の「オン・ステージ」、個人的には、長編「凶器」の姉妹編のような感じであります。
同じネタの使いまわし、とか言わないでね。

今回、参考サイトを並べたのは、「凶器」を発表した後、もしや上記サイトにあるような背景をご存知でない方にはあの長編は通じにくかったのではないのかな、と思ったりもしていたので、ここでいろいろと紹介することにしてみました。
また、紹介したところ以外にも多くのWEBページを参考にしています。
参考にさせていただいたサイトの管理人および団体の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

そうそう、前回の日記に島根県警の婦人警官拳銃自殺事件に対応した「婦警姉妹制度」を書いたのですが、警視庁でオオゴトな男性警官の拳銃自殺事件が起こりましたね。
この記事のラストの方にある「神奈川県警の警部補が同僚の女性をナイフで殺害後、首をつって自殺した事件」というのが、警察音楽隊で起きた事件で、確かに当時の僕の心の中に退職金問題も引っかかってはいた。(だから「屈辱」という作品の中にそういう部分も少し入れてみた)
その後、だあれも条例を見直さなかったのね。

そういえば、産経系(サンスポ)以外のニュースは被害者の女性は「キャバレー勤務」ではなく「飲食店従業員」なんですね。
ニュアンスが伝わりにくい記事が多いなあと感じていたわけが、やっとわかった。


2007/08/23

AV・ポルノ系のニュースです。
これこれ

まず前者。
これを機にビデ倫はちゃんとした婦警モノを、旧制服時代のように解禁するというのはどうでしょう。
ていうか、婦警作品に関してはインディーズメーカーがシッカリしてほしいという思いがあったんですが、なかなかそうもいかないようで…。
捜査官モノとかでは、面白い作品もあったりしますが、個人的には私服がヘンテコだったりするケースが多いですね。
あんなミニスカートの女性、今どきいねーよ、みたいな…。

そして後者。
映像編集やDVD制作において児童ポルノ独自のやり方ってないと思うので、教えたから逮捕っていうのはどうなんでしょうかねー。

で、昨日の日記にも書いた勤務中警官による女性射殺および自殺事件。(大きなニュースになっているので報道ソースにリンクはしません)
続報を読むと、今後、組織内での身上把握が急速に進みそうな雲行きです。怖いねー。
しかし、この対策は、警察不祥事の度に繰り返される「あってはならない事で誠に遺憾。再発防止に努めたい」という思考停止状態の紋切り型コメントの情けなさにも通じる部分を感じてしまって、蚊帳の外の僕でさえ気が重くなっちゃう。
キャバ嬢にはまってしまうっていうのは気持はわからなくもないけれど、お客さんとして接してもらって心地よくなった挙句にってのは、管理の問題ではなくて、社会人としての教育のあり方の問題である気がするのですけど…。
これじゃあ上が下をガチガチに管理したいという思いだけが先行するばかりで根本的な問題が解決しないんじゃないかなあ。
実は、島根県警の「婦警姉妹制度」という「狙ってるだろ」とツッコみたいネーミングの制度にも、そういう雰囲気があって、管理強化をネーミングの軟らかさで曖昧にしようとしている印象を受けました。
上が下を信頼しない組織では、下も上を信頼しなくなるからねー。今後どうなっていくんだろうか?

また、団塊世代の大量退職問題や景気回復に伴う一般企業の新卒採用増を背景に、警察も新人採用に必死のようなのだけれど、この必死さにもヤバい雰囲気を感じています。
より多くの希望者があればより多くの有能な人材が含まれるから、より多くの受験生を集めてその中から選別しようってな発想なんだろうけど、採用側に選別のスキルがないとまずいよー。甘言に釣られてより無能な人材も多く集まるわけだから…。
ミキティも例外じゃないよん。
特にインタビュー記事は、も少し突っ込んだ取材をするか、取材が十分な物であるなら原稿に起こす際に更なる推敲をした方がいいと思う。
パインジュースのお話を書いた人なら、もっともっと興味深い内容にできると思うんだけどなあ。

新卒者に対しても、ここは敢えて少数精鋭募集の方法論を考えるのもいいんではないでしょうか。
「少数精鋭募集の方法論」というのは、まだネットが一般的ではない頃(1990年代後半)、一部の企業がネットにしか募集の窓口を設けなかったという方法を実行したのを思い出して、そう書いてみました。


2007/08/24

以前に紹介した福岡の話題
これに関して僕は、「『男性は腹囲85センチ、女性は同90センチを下回ることなどが目標』とあるからには、ウエストは女性のほうが大きくていいんだ。 よかったですね(07/07/10)」と書いたのだけれど、なんと
女性の値が男性より大きいのは日本だけなのかー。

さて、さらにニュースを。
この関連ニュースとしてこれを。
「治安は着実に回復。警察不祥事を減らすには課題が残る」という警察庁長官の離任のお言葉。
実は、先日更新した「四重奏 オン・ステージ」発表前にこの発言があって、少し蒼ざめたのだ。
マスコミが犯罪を刺激的な表現で報道している事が「体感治安悪化」を助長している原因のひとつという背景があり、警察もそれに対して「しめしめ。そういう事にしておいた方が我々も都合がいいわい」と思っているらしいのではないかと感じていたからで、当の警察庁の長官が「治安はよくなった」って言っちゃうと作品の説得力が揺らぐぞ、と。
しかし、他に作品のストックもなく更新しちゃえ、と相成りました。
そういう意味では、僕の作品も「都合のいいデータにしか基づいてない」わけです。
まー、統計なんてそんなもので弄りようによって結果が異なったりするものなので、ま、いいか、と。
「刑法犯認知件数が5年連続で減った」というのも、例えば、最初は「なるべく被害届を受理するように」という通達を出して、離任前には「重要犯罪の捜査により多くの人員を配置するように(暗に軽微な被害届は受理するな、と匂わす)」と方針を変えれば、アラ不思議、刑法犯認知件数の操作は可能だったりします。
作品を書く上で調べていると、「犯罪に関しては客観的な統計データが足りない」と述べてらっしゃる学者さんもいて、実のところはそれが本当なんだろうな、というのが個人的には正直な感想といったところでしょうか。
しかし、そういう曖昧模糊とした状況の中で、しかも、漆間クンが「治安回復はワシが長官だったからじゃ」と発言した状況の中で、官憲側が市民監視を強化するというのは、怖い。
それに、本来は官憲こそが最も監視されるべき対象だと思うし。

ここで参考記事
ほら怖いですねー。
この記事にあるとおり八王子署がやっているのは「成城方式」といって既に成城警察署管内で行われているものと同じようです。

で、警官による女性射殺および自殺事件。
これ、時系列で記事を追ってみて興味深く感じるのは、情報が小出し小出しな事なんですよね。
メールの内容は、23日の記事の時点では「事件当日のメールには友野巡査長が失望するような記述があった」という煮え切らない表現。
メールの文面は、報道側の独自取材ではなく、捜査本部からの発表だと思うので、あるタイミングでは「失望する内容」だなんて「失恋」を匂わせる発表をして、後になって「住居侵入を訴える内容」だと発表してる。
この情報管理の状況も怖いねー。

怖い怖いニュースを並べてみました。
残暑厳しい折、少しは涼しくなっていただけたでしょうか?
(というか「凶器」「オン・ステージ」執筆にあたって慣れない資料調査なんかに手を出してしまい、僕が知恵熱出してる状態みたいです。最近は堅い話ばかりと思われた方には申し訳ない限りです)


2007/08/29

BBSの件について。
BBSが、あのような形になってしまったのは、28日に自分がなにやら怪しい英文の書き込みを見つけたのがはじまりでした。
掲示板の方にも書きましたが、実に不思議な書き込みで、書き込みの日時が1970年の(多分)9月だったと思います。
投稿側で書き込み時間を制御できるとは驚きでした。さらに、こちらが設定している規則(例えば「題名は書き込みの必須条件」など)も上手い事すりぬけて書き込みしてました。
一見、5ページ分(約30スレッド)くらいの空(ソラじゃないよカラだよ)のスレッドで埋まっていて、恐るべき事には、この約30の空スレッドを、掲示板のスクリプトはスレッドとしては認識しているものの30件の書き込みとして認知していないという事態であったようです。
「ようです」と甚だ無責任な書き方をしているのは、約30のスレッドを削除処理した後に思い当たる節があったからで、実際のところは自分もよく理解できていません。削除処理をして掲示板に戻ると全ての記事が一時的に消滅していました。ビックリ!
その時、「取り返しのつかない事をしてしまった」とエルメスのコックピットにビームサーベル刺しちゃったアムロ君の気持ちを理解しました。
で、慌てて書き込んだのが「<お詫びとお知らせ>」の記事(1001)です。そして、書き込んだ後、その書き込みを親記事のようにして今までのレスがそのスレッド内に反映されるという妙な現象と相成りました。
1001の書き込みにぶら下がってきたものは、全て「返信」の書き込みで、多分、約30の空スレッドを削除した際に、皆さんに書き込んでいただいた約30の親記事が削除されてしまったのだと思います。
妙な具合になっておりますが、その後発作的に書き込んでしまった「CGIの不具合なのか?」スレッドが通常通り反映されているので、今後の書込みには影響ないと思います。何か話題がありましたら遠慮なく書き込んでやってください。

サイト管理人が、お客様である閲覧者の皆様の貴重な書き込みを消してしまうというのは、ミスとはいえ、あってはならぬ事で、誠に遺憾に思っています。今後はサイト全力を上げて再発防止に努めたいと思います。

で、ちとニュース
これって「レンタル移籍制度」という名の徴兵制?
ちと胡散臭いなあ。
これ「任期制自衛官」を、企業からレンタルするんじゃなくて、その任期後、優先的に採用してくれる企業を募るって風にして、退職後も安定した再就職先に恵まれているとアピールするやり方じゃダメなのかしら。
ある企業から「レンタル」という形で人を採るのは、(当然、企業側は全ての新入社員をレンタルできないので)採られる人の意に沿わない場合もあるわけで、そういう意味での「徴兵制」感があるのだけれど…。
そういや、うちのサイト、防衛省もリモホ晒して[***.mod.go.jp]アクセスしに来てたんだった。

オマケニュース
Wikipediaは「女性警察官」の項目が酷いので、あまり信用しない事にしました。
なので、Wikipediaを「情報ソース」にしている記述を目にすると、その記述自体に信頼性がないかもと疑って読むようになりました。
検索エンジンで、Wikipediaが先頭に表示されるのも困ったもんだ。ちくしょー。

さらに、今さら的オマケニュース
一年間、気が付かないのはイカンでしょ。(とはいえ、昨年の僕もBBSで土ノ子さんに教えていただいたのだった)



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