2008/10/13

本日付にて・etc.カテゴリに4月と6月の過去画像を追加。
4月1日分なんてすっかり忘れていたよ。もう人間失格。
日記すら上手く書けないでいるので何とかしないといけないと思い、この日記を「ブログ」に移行しようかと考えはじめました。
それが根本的な解決になるのかは置いといて、と。
理由は、日記に比較して旬を過ぎた話題にも言及できる事と、日記では書きにくかった内容も書けるのではなかろうかという淡い期待があったりしています。
日記に書きにくい内容というのは、没ネタ紹介とか自作言及とかそのあたりなんですが、ブログだとカテゴライズの機能があるから悪くないかな、と。

ただ、実際にどうするかは未定。
どうもいろいろなことが辛い。
以前から厭世的な人間だったわけですが、最近、さらに厭世感が強くなって、日々起こる世の中の出来事への感想などを日記に書くと、それを文章化する過程でさらに「嫌な世の中」を再認識することになるような気がして筆が進まないのですね。―って言い訳ですな。情けない。

最近読んだ本。
「傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを」
「半島回収」
で「半島回収」の詳細
何か魅力的(?)なテロを考えてみたい気になりました。
―そういえば、テロ物は「四重奏」で一度「最悪のクリスマスプレゼント」ってやつを書いたのだった。

で書物、というわけではないけれども「笑犬楼大通り」


2008/10/23

漠然と考えていることなどを。
最近自治体の裏金問題がまた世間を騒がせているようです。
これずっとずっと不思議に思っているのですが、なぜ「私的流用が云々」とか「不適切な会計処理」とか言ってしまうだけで、犯罪行為として立件されないのだろう。
少なくとも有印私文書偽造とか公文書偽造などの犯罪行為に手を染めないと裏金って作れないんじゃないのかなあ?
以前、「小学校で小女子(こうなご=魚)を焼き殺す」ってネットに書き込んだ人が逮捕され、その後、有罪になった。
小学校が集団下校や警備を強化したという理由で威力業務妨害ということだった。ある犯罪予告に関しては、警察が警備を強化したので「警察の日常業務を妨害した」などと言って警察が被害者となってジョークの予告書き込み(確か「存在しない埼京線上野駅」での殺人予告)をした人を逮捕した。
それらの(犯意がないと予測できる)軽微な行動が犯罪なら、裏金に関わった人、皆犯罪者だと思うんだけれどな。
この夏、大分県で教員採用試験の不正があったけれど、それも現場に大きな影響がない形で事が進みつつあって、うやむやに終わりそうな予感。
教員資格を精査するため授業が行えなくなり学校が閉鎖されたり、教員資格を剥奪された人の中から自殺者が出たり、翌年の他県の高校や大学の入試は大分県内公立校の卒業者は受け付けられなくなったりとか、そのような影響が出てもおかしくない出来事だと思うのだけれどな。

何が言いたいのかというと、一度システムが機能しなくなるくらい厳しい罰則があってもいいとおもうのだ。
5年ほど前、北海道警察で裏金問題があった時、最終的に処分者(口頭注意なども含む)は3000人を越えた。この数字は北海道の警察官の30%らしい。(警察職員を含むと15%くらいのようです)
これ、全員逮捕されて、北海道の警察が機能しなくなっていたら、現在の自治体の裏金問題も少しは減っていたのではないだろうか。
会計監査院がランダムに抽出した12の自治体全てに裏金があったというのは情けない。

さて、ニュースをひとつ。
何と言うか…彼女は幸せな最期を迎えたんだろうか?
それは誰にもわからないですよね。
ただ、危ういのはこういうニュースに触れて「彼女はせっかくの人生を棒に振った」などと手垢にまみれた世間的常識に埋もれてしまって、思考停止してしまいそうな事。
通俗は怖い。

自分も通俗なので色々と反省せねばなるまい。


2008/10/29

先日の日記の修正を兼ねて追記など。
「小女子」事件は「威力業務妨害」じゃなく「偽計業務妨害」でした…多分。(最近、この辺はソースを確認せずに記憶で書いている)
「埼京線上野駅」事件にある「警察の日常業務」は、表現的には「警察の通常業務」だったような気がする。(もちろんソースは確認しない)
で、ここから追記。
ここで「警察の通常業務」とは何か、という問題が浮上してくる。
犯罪予告らしき通報を受けて出動して警戒にあたる…って、僕は立派な「通常業務」だと思うのだけれど。
なので、それが実行されなかった時に「偽計業務妨害」を持ち出すのもなんだかなあと感じるのですよね。
以下の台詞部分は納谷悟朗さんの声でお読みください。

 ボーン…ボーン…と、時計台の鐘の音が0時を過ぎたことを告げる。
 「わははは、ルパンめ、この銭形に恐れをなして尻尾を巻いて逃げ出しよったか…」

警察には、このくらいの余裕を持ってほしい。
確かに、秋葉原無差別殺傷事件は洞爺湖サミット前に起こり、あの狂騒的なまでの警戒がテロに一切無力であったと暴露されて面目が丸つぶれになったのはわかるけど、出動を無駄足のように感じるのではなく、出動によって、何事もなくよかったって、誇りに思ってもいいんじゃないかな。

さて、ニュースから。
すごく寂しい事件だと思う。
逮捕さえなければ、とてもファンタジックな出来事だと思う。
捕まった男性の住んでいる「ゆめみ野東」という住所まで含めて、実にファンタジックなんだけれど、逮捕のせいで台無し。
これ、なぜ「逮捕」なんだろ?
任意で事情聴取後、「今回のあなたの行為は、解釈によっては誘拐の罪になる可能性もありますから、次に同様の事があった場合は迷子として警察へ相談してくださいね」ってひと言添えて終わる話のような気がするんだけれどなあ。
あれかなあ…援助交際で相手の女性が誘ったくせに、それが18歳未満で男性が逮捕される…みたいなニュアンスなのかなあ。



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