2009/05/02 忌野清志郎さん死去。 謹んでご冥福をお祈りいたします。 しかし、あまりに早すぎる死だ。 僕がはじめて書いた「婦人警官 罠」には、彼の作った「スローバラード」という曲を引用させていただいた。 「罠」に出てくる「スローバラード」は音楽のカテゴリではなく、RCサクセションの楽曲だったのだ。 YOU TUBEのURLを貼っておこう。 ああ、今この曲を聴くと涙が止まらないよ。 2009/05/08 ニュースから。 人権団体とやらの過剰反応には何度も何度も呆れさせられます。 こういうのって、個人的にはある種の抑止力にもなっていると思うんだけれどなあ。 フィクションに影響されて起きた(と、言われる)一件の事件の裏で、同様のフィクションは数十件の事件のストッパーになっている気がする。 悲しいのは、そのような論は憶測の域をなかなか出ることは出来ず、断定が出来ない事なのだ。 なにしろ、抑止された場合は「事件が起きない」って事だから、数値に表しにくい。 しかも、ではこのような危険な内容を扱ったフィクションが総規制された場合、一件も事件は起きないかというと、どうもそれも違うんじゃないのかなあ、とも思う。 よく事件の報道で「加害者の部屋にアダルトゲームやDVDがありました」などというのを目にするのだけれど、そういうのを短絡的に犯罪の原因と結び付けてもいいのかしら? いわゆる「人権団体が規制したいモノ」がどれだけ売れたかを考えると、それを持っている人の中で「犯罪に走らなかった人」の方が何倍も多いというのはすぐわかると思うのだけれど、そこまで頭が回らないのかしら。 そこまで考えないと、警察官の犯罪が報道される度に「警察官であることは犯罪を起こす原因のひとつである」と短絡的に結論する類の人になっちゃうよ。 さらに、僕は先ほど「一件の事件が起きた裏で、数十件の事件の抑止力となっている」と書いたけれど、その一件の事件を起こしてしまった者は「悪影響を及ぼす」とされるソフトなりコンテンツに触れなくとも「やってしまっている」可能性はあるんじゃないかなあ、とも思う。 世の中にはいろいろな制度があって、まあ「裁判」なんていうのもその一つだけど、そこで検察官が「まあ、被疑者をいろいろ追求してみたんすけど、人というのはなかなかに深いものですので、これが動機だっちゅー確実な一点を決定するのは甚だ危険で、あらゆる事象が複合的かつ複雑に絡み合いながら今回の不幸な事件を生んだっちゅーかですね…」などと言ったらきっと怒られる。 そういうような所に「何かわかりやすい理由」が必要な場合もあるだろう。 それは、第三者が聞いたときに「あいつはひどい。サイテーなヤツだ。許せない」と思わせられるような理由であれば、きっと都合がいいのだろうな、なあんて感じている。 まあ、そのようなご都合主義の中で「裁判員制度」などというものもスタートしてしまうわけだ。ああ、こわいこわい。エロゲよりこっちの方がこわいこわい。 思わず首を傾げてしまったニュースをもうひとつ。 こういうのの隠蔽の方が危険なのになあ。 歴史的事実を如何に見るかという教育の方が大切だと思うけど。 法務大臣の答弁は、そのような教育の放棄というか、「被差別部落問題は、国・行政が連携して取り組むべき重要課題のひとつではありますが、まー、人の意識なんてそー簡単に変わるものじゃないから無駄だと思ってますよ」って言っちゃったようなものじゃないのかなあ。 あと、コメントした弁護士の「研究者などの立場上必要な人が『必要な場面で、必要な時に見る』ということは必要です」という考えに虫唾が走る。 それが「差別に基づく特権意識」だっちゅーのがわからんのかいな、この人は。 少し前の日記に手塚治虫の「ブラック・ジャック」の文庫コミックをブックオフで買って読んでいる、というのを書いたのだけれど、その後も、何度かブックオフ通いをしてるのですね。 んで、昔の少年マンガを読んだりしているのだけれど、いやもう今の少年マンガの規制がヘンテコであるかというのを確信しちゃいまして…。 ―乳首を描くとダメだったり、首切断がNGだったりとか。 実は、永井豪の「デビルマン」終盤を読みながら、ついつい「この表現は行き過ぎだよなあ」と思ってしまった自分の感性に腹が立って仕方なかったのです。傑作を読みながらも、ほんのちょっとでもそのような思いが頭に浮かんでしまった自分を情けなく感じてしまいました。 このように理不尽な規制は人の感性を麻痺させてしまうのだから、これほど不条理なものはない。 自分への戒めも含み、今日はこのような日記を書いてみましたとさ。 2009/05/16 5月17日付にて、前回使用のINDEXおよびTOP画像をetc.カテゴリに追加。 ところで自分の無知を晒すようでたいへん恥ずかしいのだけれど、最近、暖かいというか暑い日すらあるというのにインフルエンザが流行の兆しらしい。 まあ風邪をひいたら大事をとって養生すれば治ると思うのだけれど、何をもってこれほど大騒ぎしているのかよくわからないのだなあ。 誰もが免疫を持たないというのはわかるけど、今までもインフルエンザの予防接種というものは毎年受けないと、その年のインフルエンザには効果がないような話を聞いたことがあるしなあ…。 不治の伝染病なのかしら?それとも、感染したら即、死んでしまうのかしら? 海外では死者が何人出たとか、WHOが警戒水準を引き上げたとか何だか怖い怖い情報だけが入ってはくるのだけれど、どうもピンと来ないのだなあ。 いっそのこと、風邪の季節、冬が来る前に、体内に免疫を作るため日本人が皆感染してしまって布団にくるまって温かい雑炊でも食べながら治療に専念しつつワクチンの研究開発に寄与したらどうだろう。 未曾有の不景気を引きずっているのだから、仕事を休んでも、好景気の時期より経済的損失のリスクも少ないぞ、しかも抗体がないのだからワクチン開発が成功すれば、それを世界中に高く売りつけてワクチン景気と呼ばれる未曾有の好景気が日本に訪れるかもしれないぞ…とか無責任にも考えてしまう。 なんだかトンチンカンな事を書いてしまったかなあ? 2009/05/18 ちょっと可愛らしいニュース…とはいえ、話題の主人公は男子高校生なんだけれどね。 でも、この彼、見つかるように上手いこと証拠をわざと残したのかな。なにしろ逮捕のために警察官から彼に会いに来てくれたのだから。彼にとって、きっとこれほど幸福なことはなかったであろう。 おそらく今頃「チェケラー」(まあよくわかんないけど、今どきの17歳はこういう雄叫びを上げて歓喜を表現するのではなかろうか)とか言うておるに違いない。 めでたしめでたし。 あと、ちと気になったニュースをひとつ。 神奈川県警では「単独での拳銃の点検を禁じ、取り扱いの知識を持つ指揮官のもと、定められた場所で行う規定になっている」らしい。 時間の空いた時に単独での拳銃の点検・手入れくらい推奨しないと今後も誤発砲は起きますよ、きっと。 指揮官しか取り扱いの知識がないという現状をまず見直して変えていかなきゃ。そして、仕事道具には愛着をもって接するような教育をしないといかんと思う。 よく報道で「今回の発砲は適切であった」などと上の方の人が言うておるが、自分が扱う銃さえ気軽に手入れできないという規定自体がおそろしく不適切ではないかっちゅー話ですよ。 ところで、職業野球の世界では交流戦などといって、かのインフルエンザの地、大阪の球団が福岡に遠征に来ています。 地元高校生も、カラオケで青春を謳歌しているらしい。カラオケが高校生同士の音の架け橋なんだなあ。 しかしながら、大阪では警察と市民を結ぶ音の架け橋は崩落した。何かの映画で、警察は橋を封鎖できませーん、と叫んでおったようだが、音の架け橋はいとも簡単に封鎖されたようです。 大阪市。水の街である。川と橋の街である。 遠征時に一度、淀屋橋から大阪駅までてくてくてくと歩いた事がある。よく宿泊する心斎橋辺りとはまた違う風情があっていいものだった。ちょうど土日にかけての宿泊で心斎橋周辺のホテルに空きがなく、淀屋橋なる所に滞在することとなったのである。 さてココはいかなるところぞ、みたいな気分で散策をした。 オフィス街であった。 なので休日の昼間は飯を食う場所が概ね閉店であった。 実のところ、散策などという余裕のある行動ではなく、腹をすかせててくてくてくてく歩くうちに大阪駅梅田に着いたのである。 でも、大江橋って立派な石橋を渡った先で婦警さんがふたり早足で歩いているのを目撃した。 空腹が満たされた。 私ほどの人物になると線路に自転車を置かなくとも幸福は向こうから…まあ、なかなか来ない場合が多いのだけれどもね。 ん、まあ、なにやら変な旅行記を書こうとしたのではなくて、なんちゅーか、橋は大事って話ですよ。 2009/05/25 本日の日記は、ほぼ私信風味である。 曜日が日曜日に変わった頃、メッセージは読みました。 その時に、zipも落として無事解凍しました、ありがとうございます、と先ずはご報告です。 残念だなあ。 うちが2ちゃんねる辺りで批判された時、当時の日記に「2ちゃんで叩かれてこそサイトとして一人前」みたいな内容を書いたのを覚えていてくれていると思ったのに。 他人の家の庭でキャンキャン吠える犬は哀れでしかない、とか、そーゆーことも書いた。 だから、ああいう記事ごときで心を折る事はない、と正直言って思いますよ。もったいない。 ああいう書き込みが複数あったとしても、それはきっと妬み僻みで鬱屈した気持ちを晴らしたい人がたった一人でやっている、いわゆる自作自演なのだから…と思った方が気が楽だよ。 そのくらいの事はわかってサイトやってると思っていたんだけどなあ。 そもそも上記の書き込みを読んだだけで、書いた人が無責任だとわかりそうなもんだけどなあ。 内容の核心のほとんどは伝聞だから信頼性に著しく欠けるし、内容が仮に真実で、この人が本当に音楽隊のことを思っている人なら音楽隊のイメージを悪くするような隊員の発言を書くと思う? 「府民税も払ってない人から運用、任務に関して口出しされたくない」とか「どのツラさげて来るんやろな」とか。 親しい人から聞いた愚痴を(しかも間接的に、だ)、その愚痴の発言者をある程度まで特定できる形で公の掲示板に書くことを、僕は表現の自由とも思わないし謙虚な態度だとも思わない。 匿名掲示板は斯様に、個人サイトやブログより、自分の正体を棚上げして他人を批判できる便利な装置だから、まあ、そういうのとは上手く付き合っていけるとよいなあ、とか思うわけですよ。 ああ、上手く付き合うというのは「掲示板という装置」にかかるのであって、そこに書き込む一部の馬鹿とまで上手く付き合おうと思っているわけではないです。念のため。 何はともあれ、お疲れ様でした。 ところで、インフルエンザ福岡上陸、である。 まあ、大したことなさそうなんだけれど、秋くらいにまたもう一騒ぎ起こりそうな予感がするなあ。 2009/05/28 今年2月15日の日記に採用ポスターを目撃した話を書いた。 何らかの形で入手したら画像を公開する、とも書いている。 書いたからには「何らかの形」ってヤツを懸命に行使してみましたよ、私は。 ―というわけで、ドン! 当時は、遠目から見ただけだったので「防刃ベストみたいなの」と書いたけど、普通の夜光ベストであった。 日記には、そのポスターの素材を使ったFLASHムービーを予想して擬音で表現していたのだけれど、実際はちょい違ってました。 ちなみに今は、(多分)「警察官B」というヤツの募集時期で、ポスターの空が夕暮れ風味になっています。
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