2005/06/09 思うところあって長めの文を書きました。 ここをクリックすると開きます。 先日、BBSにサイトに対して閉鎖を目的とした書き込みがあった件にも触れていますので、 読む必要がないと思った方は開く必要はないです。 2005/06/11 6月10日、アクセスカウンタ25万に。ありがとうございます。 例のBBSの週。平日の訪問者数も土・日並みといった感じで、閉鎖を望むいやがらせがアクセス増加に繋がるという矛盾。 さて、世の中には色々な創作物があって、映画にしろ音楽にしろ小説にしろ絵画にしろ写真にしろTV番組にしろ漫画にしろ、その判断基準のひとつに「好き・嫌い」というのがある。 その判断基準は二元的なものではなく、「大好き」「あまり好きではない」「自分的には35点くらいかなぁ」など、評価には無数の点がある。 でも、その他にも判断の基準には「優れている・優れていない」というものもある。 「いい映画だとは思うけど好きじゃない」「演奏は下手だけど何度か聴いている内に好きになった」 「好き・嫌い」だけだと評価は一次元の線的なもので、それに「優れている・優れていない」というふたつ目の基準を加えると、二次元的な面の世界に広がる。 他にも判断基準には「歴史的にどうか」というものもあると思う。 「現代の技術からすると見劣りがするかもしれないが、この映画が製作されたのは第二次大戦の前だった」とか「あの時代にテレビでこのような表現をするのは画期的なことだった」とか「日本の漫画に手塚以降という節目があるのなら、80年代の大友以降という節目も確実に存在する」とか。 そうなると、評価対象を置く位置は三次元に広がる。 「好き・嫌い」だけだと「きのう映画を見ました。かっこいい宇宙船が悪いエイリアンをやっつけるところが、とても面白かったです。」なんていう小学生の作文と変わらない。 判断基準は、先ほど挙げた三つだけではなく、他にもたくさんあると思う。そして、その基準を多く持つことで、自分が下した評価を第三者にわかりやすく伝えられ、説得力も増すのではないか。 ―などと「婦警さん大好き」という小学生レベルの一次元的評価だけでサイトを立ち上げてしまった人が妙なことを書いてしまいました。 これこそ「説得力に欠ける」というものなのだろうか… 2005/06/20 本日、夕刻、「屈辱 18」ほか更新。 昨夜、地元ローカル局の番組に日下部基栄さんが出演していた。 ずいぶんと、はじけていて、無茶苦茶、楽しそうだった。満足、満足。 また、矢作俊彦の小説を買ってしまう。 タイトルは「ロング・グッドバイ」なんだけれど、「長いお別れ」じゃなくて「THE WRONG GOODBYE」なのね。 まだ途中までしか読んでいないけれど、開巻早々、相変わらず「東京の田舎者には頭を下げない」というような描写に出会って心地よかった。 横浜の登場人物たちが東京を大いに貶すという彼独特の描写に久しぶりに出会った気がする。 「ららら科學の子」は実に美しい東京の物語だったんだけれどね。 2005/06/25 兵庫県警に、門田美佳さんという婦人警官がいる。 苗字は「かどた」ではなく「もんでん」と読む。 2月の末くらいに髪を切ったようで、3月上旬に見たときは、ちと前髪を軽く失敗してない?とか思ってしまった。 今日、彼女を見たら、ずいぶん髪が伸びていた。ちょっと重た目になってるかなーって感じ。 ま、こういう事は、彼女が美しい女性だから書けるわけなんだけれど…。 7月になると、さらに暑くなるので、次に彼女を見る時には髪を切っているかな? で、彼女は、婦警さんだからか、カードの暗証番号は「0110」の110番なんですね。 そして、通帳の預金残高は、わずか1,723円。 300円、600円とこつこつ貯めたお金を、わかりやすい暗証番号のせいで、1,723円だけ残して一気に引き出されたみたい。 そんな彼女にまつわる不幸は多く、以前は、白昼、背後から、突然、男性に襲われた事もあった。 その時は護身術や防犯ブザーが彼女を助けた。 そんな彼女は、来月下旬、エレベーターの中で男性に襲われるという危機をむかえる予定。 ドラマチックな展開を期待しつつ、僕は今からワクワク、ドキドキしている。 2005/06/29 「最良の読者」の一人が、連載中の「婦人警官 屈辱」に関して以下のような解説を書いていました。 現在連載中の作品は署長ら上司が部下である女性警察官を拉致、監禁、輪姦するシーンを描いている。 上司らはこの女性警察官の殺害をも計画している。もっともまだ結末に至っておらず、助かるのかも知れないが いや、そのぅ、岬さん、助かるんですが。 ネタばらしではなく、連載当初から確実に助かる事が前提で書かれているお話なんですが。 読者の多くは「彼女が死んじゃうのかな?」とは一切意識してないと思っていたのですが。 助かると既に知っている読者に対して、「いかに助けるか」も、この作品での自分のテーマのひとつなんですが… 結末は「岬は助かるが警察を辞める」です。 これは推理小説を読み終えた人が、犯人をばらしてしまうというルール違反ではないよなぁ…きっと。 まいったなぁ…これが一番痛いよ…書き手にとっては…。
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