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21.

「ふぅん、そうかい。ホースをここに入れて欲しいんだな。」

金髪は右手の中指を葉子の肛門に押し付けたまま、左手で、スカートの腰まわりの部分から、
彼女の夏服の青いシャツの裾を引っ張り出した。

「ケッ!汗でベッタリじゃねぇか。」

無理矢理、摂取させられた水分のせいか、この真夏の暑さのせいか、
それとも恐怖のためなのか、葉子の背中には大量の汗が噴き出していて、
ブルーの制服のシャツをその肌にピッタリと密着させていた。

シャツの裾がゆっくりとめくられ、腰からストッキングの上部が顔を出した。
金髪は、左手でそのストキングの腰部分を引っ張り、さらに右中指に力を入れた。

「ひ。ィヤッ!」
「おめぇが、自分で頼んだんだからな!イヤなんて言ってんじゃねぇよ!」

金髪の手にさらに力が加わり、指の先端が葉子の肛門の内部に下着ごと埋没してきた。

ビッ!
ストッキングが避ける鋭い音がした。
その音がした瞬間に、金髪の指が深く葉子の中に侵入した。

「あ、やっ…」
「―よし。リュウちゃん、ホースくれよ。」

葉子の反応をわざと無視するように金髪の少年はメガネの少年に軽い口調で話し掛けた。
メガネの少年は金髪にホースを渡すと、葉子の口から拳銃を抜き、撃鉄を静かに戻して、
その拳銃も金髪に手渡した。

「僕は蛇口の所にいるからね。ツヨシ君、短気を起こしちゃダメだよ。
 撃っちゃうと、マジ死んじゃうからさ。」
「そんなの、この女次第だろ。」

金髪はそう言うと、四つん這いなった葉子の後頭部に受け取ったピストルの銃口を押し当てた。


22.

「ケツの力、抜けよ。」

金髪が葉子の頭を拳銃の銃口で小突きながら言う。
つづいて、彼は銃口を葉子の下着の股間部分に移し、先端でライトブルーの布地を器用に捲った。
そして、メガネの少年によって水が止められたホースを葉子の肛門に押し付けた。

葉子の全身を不快感が貫く。

ぬるり。
ホースに付着していた苔なのかカビなのか―
その感触を葉子は唇に続いて、今度は直腸で再び感じる事になった。

身体内部に、ゾクリと悪寒が走った。

「リュウちゃん、OKだよ!」

そう金髪が言って暫らくすると、ホースから葉子の中に生ぬるい水が流れ込んできた。
水流は、ごく少量だったが、徐々にそして確実に葉子の腹部に水道水を溜めていった。

突然、金髪はホースを持った手を離して、葉子の脇腹から手を回し、
彼女の臍の部分を、その大きな掌で触った。

「…んぁ!さ、触らないで―」

葉子の声をよそに、金髪は彼女の腹を、手応えを測るように軽く押して、言った。

「クク…ブヨブヨでプ二プ二。」

その金髪の言葉に、葉子は、額を和式便器の水洗レバーの上に載せて俯いた。
そして、そっと視線を自分の腹部に移してみた。

四つん這いになっていたせいもあるのだろうが、その腹は丸みを帯びながら、
下方に膨らむように垂れていた。

「カエルに空気を吹き込む」というメガネの少年の言葉を思い出した葉子は、
自分の腹を見ながら、醜く膨らんだトノサマガエルの白い腹部を連想していた。


23.

葉子の肛門から身体内部に水が流入しはじめて数分も立たないうちに、
葉子の腹が、彼女の意思に反してグルグルグルと音を立てはじめた。

葉子は腹部の内側に水の冷たさと重さとともに鈍痛をも感じていた。

「―ぅぅう、もう…もうやめて…」

これ以上、身体の中に水を注がれつづけた後に起こるであろう現象を想像して、
葉子は金髪に、涙まじりの声で訴えた。

金髪は葉子のその言葉を聞いて、ニヤニヤと唇の端を歪めながら、
葉子の肛門に差し込まれたホースを小刻みに前後に動かしはじめた。

「んぁ!ゃ…ぃや。…ダ、ダメ…」

金髪が行ったホースによる葉子の肛門への刺激は、
不快感よりも、溜まった水分を体外に排出しようとする葉子の肉体的な要求を倍化させた。

「んんー。どうしたぁ?もう限界かぁ?もっと我慢しろよぉ。面白くねぇ。」

金髪は葉子を嘲るように言いながら、再び、葉子の腹に掌を当てると、
今度は強めに深く下腹部を押した。

「ひ!―ぃゃあ。ダメ!―で、出る…」

葉子は思わず肛門に力を入れた。
その部分に差されていたホースがピクリと上方に動く。

「お!面白れぇ!ケツで咥え込みやがった!」

金髪がホースの動きを見て、嬉しそうに笑った。

「おい!今のもっとやれよ!婦警さんよぉ…。
 今のヤツ、10回やったら、ホース抜いてやるぜ。」

金髪はそう言って、葉子の尻をピシャリと一回、叩いた。


24.

葉子は金髪の言葉を無視して、ギュッと眼を閉じて、身体の中に溜まりつづける水と、
そして自らの肉体が求めている排泄の欲求と戦っていた。
そんな無反応の彼女の様子に業を煮やしたのか、金髪は、再度、葉子の腹に手を伸ばした。

「また、ココを押さえてやんねぇと解んねーみたいだなぁ!この女はよぉ!」

腹に当てられた金髪の掌の感触に、思わず葉子は声をあげた。

「―ぅ!ゃやめ…ゃ…ゃる、やるから…」
「ケッ!やるんなら最初から素直にやっとけ!」

金髪はそう言うと葉子の後頭部を小突いた。
ゴツッ!
葉子の額が水洗レバーが取り付けられた金属部分に鈍い音を立てて当たった。

「よぉ、リュウちゃん、来いよ!いいもん見られるぜ!」

金髪が個室の外に向かって声をかけた。

「―え、なになに?」

興味深そうな表情でメガネの少年が扉の所へやってきた。

「ホレ、やれよ、さっきみたいによ。ホース咥え込めよ!」

葉子は、言われるがままに肛門に力を入れた。
彼女の肛門が締まるごとにホースがピクリと少しだけ持ち上がる。
金髪がその度に「10…9…8…」とカウントダウンをはじめた。

羞恥にまみれながら葉子はその行為を続けていった。

「婦人警官失格だね、お姉さんは…」

メガネの少年が嘲笑の声色でそう言った。
その一言を聞いた葉子は、今、あらためて自分が警察官である事を意識し、
その心は、さらに恥辱の感覚に汚されていった。


  -つづく-

 

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